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(画像省略)この後腰が痛すぎて膝の上に移動した#ソーンズ #固定夢主 #2024…

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#ソーンズ #固定夢主 #2024

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休日

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この後腰が痛すぎて膝の上に移動した


#ソーンズ #固定夢主 #2024


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定位置(画像省略) 背伸びしても届かない(画像省略)#ソーンズ #固定夢主 #2…

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#ソーンズ #固定夢主 #2024

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日常とか

定位置
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背伸びしても届かない
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#ソーンズ #固定夢主
#2024


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(画像省略)コーデ実装おめでとう、ありがとう。ところで胸元開きすぎなので閉じてく…

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#ソーンズ #固定夢主 #2024

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大陸版コーデありがとう

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コーデ実装おめでとう、ありがとう。
ところで胸元開きすぎなので閉じてください。

#ソーンズ #固定夢主
#2024


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名前変換 ※世界観設定資料集の内容を含みます ことの発端は、私がハンドクリームを…

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#ソーンズ #夢主 #2024

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ハンドクリーム塗ってもらう話

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※世界観設定資料集の内容を含みます




 ことの発端は、私がハンドクリームを出したことだった。手を洗ったあと、いつものようにハンドクリームを取り出して、塗ろうとした。それだけだった。私がハンドクリームを取り出したのを見ていたソーンズが、何を思ったのか「俺に塗らせてもらえないか」と言ってきたのだ。そう言われて特に断る理由もなかったので、ありがとう、とハンドクリームを差し出した。



 ソーンズがそっと私の手を取った。今まで何度もソーンズと手を繋いできたはずなのに、こうして改めて真正面から手を触れられるとついドキドキしてしまう。

 ソーンズはそんな私の様子を気に留めることもなく、チューブからハンドクリームを私の手の甲に出していく。

 私の手の甲にハンドクリームを広げたあと、指の付け根から指先へと伸ばし始めた。一本一本丁寧に、同じ動作を繰り返していく。時折きゅっと指先や指の間に力を込められる。痛くもなく、弱くもなく、ちょうどいい力加減だ。マッサージをしてくれているのだろうか。

 今まで、普通に繋いだことはあっても、こんなふうに手を擦られたり、指先を握られたりすることなんてなかった。今自分の手の上で起きている感覚はどれも初めての感覚で、心地いいような一方、照れくさくて恥ずかしい気持ちが私の中で混じり合っている。
 その上、ソーンズがあまりにも丁寧に、優しく私の手を扱ってくれるものだから、驚きと嬉しさで私の頭はぐちゃぐちゃになりそうだった。

 なんとか気持ちを落ち着けて、目の前の手を凝視した。すっと深呼吸をして、気持ちを落ち着ける。
 それにしても、どうして急にあんなことを言い出したんだろう。そう思って、手元にむけていた視線をちらと上に移して、ソーンズの様子を伺った。
 私の手の甲を見つめるソーンズの表情は、今までに見たことがないくらいに優しい表情だった。そして、心なしか嬉しそうに見えた。

「丁寧に塗ってくれるんだね」
「当然だ」

 いつもみたいに、ちょっと呆れたような言い草だった。でも、その声色はいつもよりも数段優しい。

「エーギルにとっては、こうしたケアは絶対に欠かせないことだからな」

 ソーンズの言う通りだった。エーギルは乾燥に弱い種族なのだ。気管支の調子は湿度に左右されるし、肌は乾燥しやすく、傷つきやすい。時に、乾燥が命に関わることさえある。
 海から陸地へやってきた、その経歴ゆえなのだろうか。はじめてエーギルが陸地に上がって長い年月が経っているにも関わらず、エーギル人は今も乾燥への対策を余儀なくされている。

「だから、こうしてケアを任せてもらえて嬉しく思う」
「そ、そう……? 大袈裟じゃない?」

 対策といえども、一般的にエーギル人が行っているのは、こうやって保湿用のクリームを塗って、乾燥を少しでも抑えることだ。今やほとんどのエーギル人にとって、ハンドクリームやボディクリームの使用は習慣となっているだろう。目の前にいる彼も含めて。

「俺にとっては、大袈裟なことじゃない。……それに」

 全ての指にハンドクリームを塗り終えたソーンズは、私の両手を、彼の両手で包み込んだ。包み込まれた手から、ソーンズの温かさがじんわりと広がっていく。

「こうして、{NAME0}に長く触れていられるだろう?」

 ソーンズがふっと微笑んだ。
 その表情に、心臓がひときわ大きく跳ねた。
 普段は顰めっ面が多いくせに時折こういうことをするから、彼には敵わないと思ってしまう。

 ソーンズはしばらく私の手を包んだままでいたが、やがて私の手を解放した。
 
「ほら、これで終わりだ」

 ソーンズの手が離れていく。温かさが失われていくのが名残惜しくて、思わずソーンズの片手を掴んでしまった。

「どうした、{NAME0}?」
「もうちょっとだけ、繋いでいたい……」

 私の言葉に対して、ソーンズは何も言わずに私の左手を取ると、彼の右手の指を私の指に絡めてくれた。再びもたらされた彼の温かさに、安心感を覚える。

「ね、次のときは私がソーンズに塗ってもいい?」
「ああ。そのときは頼む」

 視線を手から外し、顔をもう一度あげれば、またソーンズが笑っていた。そうして、彼の微笑みを見るたびに、この人のことがどうしようもなく好きだと、心の底から思うのだった。


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#ソーンズ #夢主
#2024


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※夢主が履いてないので注意(画像省略)あの描き下ろし見るたびにベルトの紐引っ張り…

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#ソーンズ #固定夢主 #2024

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迫る

※夢主が履いてないので注意

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あの描き下ろし見るたびにベルトの紐引っ張りたくなる

#ソーンズ #固定夢主
#2024


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名前変換 ※ソーンズ・ウィーディの回想秘録のネタバレをやや含みます。「最近ソーン…

小説

#ソーンズ #夢主 #2023

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早とちり

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※ソーンズ・ウィーディの回想秘録のネタバレをやや含みます。

「最近ソーンズの姿を見てない気がする」

 気づいたのはいつだっただろう。艦内での爆発の話を聞くことが少なくなったからだろうか。それとも、最近は甲板に吊るされている彼を見かけなくなったからだろうか。よく後処理に追われるソーンズに出会っていたし、甲板に吊るされていた日にはなぜかその状態で会話をしていたこともあったのに。
 何にしろ、まともな理由では気づいていないことに乾いた笑いが出る。
 そんな話を同僚にしたら、彼女はそういえば、と前置きをしてこう言った。

「ソーンズなら、イベリアに帰ったって聞いたけど」
「か、帰った?」
「うん。イベリアの裁判所からの協力要請だとかなんとか?」

 それ以上は彼女も詳しく知らないらしい。それにしても、そんな話、全く知らなかった。
 そういえば、最近はイベリア近郊への任務の数が増えている、とはきいた。そのうちイベリアの内部にも調査が可能になるんじゃないか、とも。この前、イベリアの審問官であるアイリーニさんや、ルーメンさんがロドスに加入したという話もある。ルーメンさんはイベリアとロドスを行き来しているらしいし、前までのような鎖国をやめるかもしれない、という噂は本当だったのだろう。

「そっか。帰っちゃったのか……」

 一時的な帰省の可能性だってあるだろう。それなのに、私は何故だかソーンズはロドスに戻ってこないんじゃないか、とどこかで思ってしまっていた。というより、ロドスに帰ってこなくても、ソーンズならありえるんじゃないか、と思ってしまっていた。

 ソーンズとは、長い時間を一緒に過ごしてきたわけではない。彼の起こした爆発を初めとしたトラブルに巻き込まれるのだって、頻繁というわけではなかった。ロドスの中で出会ったら、会話を交わす程度だった。それから、数度、エリジウムたちも交えて飲みに行ったことがある程度。それでも、彼がしていたイベリアの話を、私は覚えている。あまりにも印象的だったから。

 一言くらい何か言ってくれてもよかったのに、とは思ったものの。ソーンズからしてみれば、言うほどの仲でもなかったんだろうな、と思った。







 あれからさらに時間が経った。爆発音も、皆の騒ぐ声も、当然、数が減ったままだ。もちろん、艦内トラブルは少ない方がいいに越したことはないし、本来はそちらが正常なのだろう。
 それなのに、どこか物足りなくて、空っぽになったような気がするのはどうしてだろうか。

 私は溜息を吐く。

 そのまま、ぼうっとした状態で廊下を歩く。そうしていくらか歩いていると、不意に、とんとんと肩を叩かれた。
 いったい誰だろう、と振り返った先。

「{NAME0}。顔が死んでるぞ。どうしたんだ?」

 そう言って、私の目の前に立っていたのはソーンズだった。

「えっ、あれ? ソーンズ? なんで?」

 いなくなったと思っていたソーンズが急に私の前に現れて、思考がストップした。ソーンズはそんな私を見て、「俺がいたらおかしいか」と眉を顰めた。

「だって、イベリアに帰ったって聞いて」
「確かにイベリアには帰ったが。そんな慌てることでもないだろう」
「それで、ロドスをやめたのかと思って……」
「どうしてそこからそう思考が飛ぶんだ?」

 ソーンズは私の言葉を聞いて信じられない、と言わんばかりの表情をしていた。

 実のところ、私がそう思ったのは、単にソーンズの事情だけではなかった。
 ソーンズがイベリアに帰った話を聞いたあと、クロージャからとある話を聞いたのだ。ウィーディの友人が、ライン生命を退職してイベリアへと技術復興のために戻るのだと。おかげで、クロージャはウィーディがロドスを退職するんじゃないかと勘違いしたそうだ。
 そんなこんなで、ソーンズも辞めてしまったんじゃないかという私の思い込みは加速されてしまった。
 その話をソーンズにすると、ソーンズはもはや呆れを通り越したようで、なんとも言えない表情をしていた。

「辞めるなら、さすがに声くらいかけるぞ」
「ほ、ほんと?」

 ついでに、ソーンズからそれくらいの声はかけてもらえる程度の仲だった、という言質ももらって。
 ともかく、今までのことは全て私の勘違いだったということだ。
 私はほっと肩を撫で下ろし、大きく息を吐いた。

「なんだ。俺がいなくなって寂しかったのか?」

 そんな安心した私の様子を見て、ソーンズは先ほどまでとは変わって、軽い調子でそう言った。
 ……寂しい? ソーンズがいなくて? 
 確かにちょっとした喪失感はあったかもしれない。ソーンズがトラブルを起こすこともなく、会話をすることもなくて。今までちょこちょことしてきたソーンズとの会話は、私にとってはそれなりに楽しいものだったから。でも、それがなくなって寂しかった、なんて。あまり認めたくはない。……認めたくない、けれど。

「そうなのかも……?」

 私の中のもやっとした感情は「寂しさ」という言葉に言語化され、幾分か納得させられてしまったらしい。
 私の目の前で、ソーンズが目を瞬かせた。そして、数秒ほど何か考えるような表情をした。

「……そうか。それは意外だったな。これからは、{NAME0}にも都度話すようにする」

 ソーンズにしては妙に塩らしい対応だった。初めて見るソーンズの反応に、私もどうしたんだろう、と数秒考えこむ。
 そうして、私は悟った。多分、ソーンズは私が「寂しいとか、そんなことあるわけない」と否定の言葉を予測していたのだと。私が想定外にストレートな返事をしたから困っているのだ。

「べ、別に今まで通りでいいし、いちいち話しかけにこなくていいから! さっきのは聞かなかったことにして!」

 私は慌ててソーンズの言葉を否定する。今更感は否めないが、ないよりマシだろう、と淡い期待を込めて。ソーンズが冗談として流してくれれば、この話はここで終わりだ。

「まあ、そういうことにしておこう」

 ソーンズはうっすらと笑っていた。
 あまり自分の前でソーンズが笑っているところを見たことがなかった私は、それを珍しく思った。だが、やがて彼がこの状況──私の失言を楽しんでいるらしいことに気づく。

「何も面白くないから!」

 私の声とは裏腹に、ソーンズは楽しそうな様子をどんどんと露わにしているようだった。
 そんなに私をからかって楽しいか。
 私はため息をつく。次からは絶対に失言はしない、と心に誓った。


20230815
#ソーンズ #夢主
#2023


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名前変換 ※ソーンズと同棲している前提です。海を知らない女の子とソーンズの話。 …

小説

#ソーンズ #固定夢主 #2023

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100%は存在しない

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※ソーンズと同棲している前提です。海を知らない女の子とソーンズの話


 鉛色の空。岩ばかりが目立つ海岸。湿ってねっとりとした海風が、私の頬を撫でる。心地良くはないその感触に、私は思わず眉を顰めた。

 私はどうして、こんなところにいるんだろう?

 眼前の光景は、見たことがない場所だ。
 私は海を見たことがある。行ったことがある。でも、記憶の中の風景と、目の前の風景は一致していない。

 何もわからないまま、ごつごつとした岩を渡っていく。
 しばらく進んでいくと、見慣れた人物の背中を見つけた。


「ソーンズ」


 名前を呼んだが、彼は私に気づいていないようだ。今すぐに駆け寄りたかったが、足場の悪さがそれを許さない。一歩ずつ、彼に近づいていく。

 彼のところまであと少し。そう思ったときだった。
 海岸線を眺めていた彼が、一歩足を踏み出した。──波の向こう側に向かって。
 
 驚いてる暇はなかった。一歩踏み出したあと、彼は躊躇いもなく海へと歩みを進めていた。

 誰よりも愛しい人が、海に入っていく。

 私は必死に「行かないで」と叫んだけれども、彼にはちっとも聞こえていないようで、こちらには見向きもしない。彼が少しずつ海に身体を沈めていくのを、ただ見ていることしかできない。


「ソーンズ、やだ、行かないで!」


 やっとのことで彼の元に辿り着く。それでも彼は私に気づいていない。私を無視しているのだろうか。それならば、と手を伸ばす。

 そうしてようやく私は気づいた。
 私の手が、透けていることに。
 
 伸ばした手は、彼に触れることなく、すり抜けていった。


 






 私は目を覚ました。勢いよく起き上がる。バクバクと、大きく速く脈打つ心臓が、先ほどの悪夢を物語っていた。

 私は隣で眠るソーンズの姿を確認した。彼が隣にいることに安堵する。それから、恐る恐る彼の身体に手を伸ばす。きちんと触れられた。彼の身体の温かさと、感触を確かに感じる。

 私は大きく息を吐き出した。
 安堵した身体から力が抜ける。


「{NAME0}」


 不意に名前を呼ばれて、思わず飛び上がりそうになった。

「ごめん、起こしちゃった」
「気にしなくていい。それよりも」

 ソーンズが起き上がって、私に向き直る。それから、私の手をきゅっと、包むように握った。彼の手の温もりが、いつもより温かく感じる。

「手先が冷え切っている。さっきの行動といい、何かあったか?」
「……ちょっと変な夢を見ただけだよ。大丈夫」
「本当か? 手が震えているぞ」
「え、うそ」

 ソーンズに言われて、慌てて私は自分の手を見やった。ソーンズの大きなにそっと包まれて、安心感を得られてはいるものの、ソーンズの言うとおり、私の手はわずかに震えを見せていた。

「よければ、話を聞くが」
「でも、夜中だよ。明日に響くし、寝た方が」
「この状態でまた眠れるのか? 俺のことは気にしなくていい」

「……じゃあ、聞いてくれる?」
「ああ」

 半ばソーンズに押される形で、私は頷いた。

 自分が見た夢の内容をソーンズに伝える。
 ソーンズが海に入ってしまう様子を。それを止められなかった私のことを。


「どうしてこんな夢を見たのかも、海にいたのかもわからない。見た場所も、私の知ってる極東の海じゃなかった。行ったこともない場所なのに、どうして夢に見るんだろう」

 ソーンズは、黙って私を見つめている。少しだけ、私の手を握る力が、強まった気がした。

「……それとね。ソーンズは、迷ってなかった。それが正しいと思って、進んでいっているように見えて……だから、すごく嫌だった」

 夢の中で私は実体がなかったから当然ではあるが、ソーンズは陸を振り向きもせずに海に向かっていった。一切の迷いもなく。


「ソーンズは、そんなことしないよね?」

 
 私は真っ直ぐにソーンズを見つめた。


「私とずっと一緒に、いてくれるよね?」


 私が見たものは夢に過ぎない。本当にソーンズがそんなことをするなんて思っていない。それなのに、私はソーンズにこんなことを尋ねてしまっていた。

 ……違う。私は心のどこかで、ソーンズならそうするかもしれないと、思ってしまっているのだ。だから、ソーンズに、否定をしてほしかった。「俺はそんなことはしない」「{NAME0}と一緒にいる」と、そう答えてほしかった。


「……{NAME0}」


 ソーンズは、それ以上は何も言わなかった。ただ、私を引き寄せて、手を頬に伸ばして、それから、キスをしてくれた。触れるだけのキス。何度も、角度を変えて。お互いの存在を確かめるように。


 ……それが、彼の答えなんだろう。


「ソーンズ」


 私が話そうとする前に、ソーンズは指で私の唇に触れた。

「……寝よう。{NAME0}が眠りにつけるまで、抱きしめていてやるから」

 ソーンズの大きな手が、私の頭を撫でた。








 {NAME0}は再び眠りについたようだった。安らかな寝顔が、今度は悪夢ではなく、穏やかな眠りにつけたことを示している。

 ソーンズは{NAME0}の頬を撫でた。起こさないようにそっと、優しげな手つきをしている一方で、ソーンズの表情は重く険しいものだった。


 ソーンズは、{NAME0}が見た夢の話を、否定できなかった。
 {NAME0}が何を求めていたのかは理解していた。その上で、ソーンズは{NAME0}が望む言葉を与えることはできなかった。


 {NAME0}は海の脅威を、実際に見たことはない。それどころか、海の脅威の存在すら知らなかったはずだ。だからこそ、海に入っていくことを、恐怖よりも不思議と捉えたのだろう。

 だが、ソーンズは違う。{NAME0}の話が意味するものを、理解できる。それが、現実に起こりうることをわかっている。

 もし、アレが自分たちを追ってきたとして。自分は、今のままで、アレを殺すことができるのだろうか? アレを殺すのに、もっと別の方法を取らなければならないとしたら?

 最悪の可能性はいつだって付き纏っている。
 『絶対に』など、ソーンズは約束できない。



「……お前は、そうならないように生きてくれ」


 もし、そんな未来があったとしても。
 せめて、{NAME0}は、そのままの姿で生きてほしい。

 {NAME0}の額に軽くキスを落とし、ソーンズも瞼を閉じた。


20230615

#ソーンズ #固定夢主
#2023


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